2011年10月02日

Windows server 2008 R2 + PowerChute Business Edition 9.0.1 環境におけるスケジュールシャットダウンと再起動の動作検証

GroupSession3 をインストールした Windows Server 2008 R2(64bit)ですが、現状その他の機能は使用しておらず、24時間稼働する必要はない、とのことでしたので、夜間はサーバを停止してしまおう、と、サーバ停止のスケジューリング機能について調査、結果、APCのUPSの機能であるスケジュールシャットダウン〜再起動の機能が適切と考え、テストを行いました。

1.BIOSの設定を変更する

まずはUPSが電源供給を開始したと同時にサーバが起動するよう、サーバのBIOSの設定を変更する必要があります。
こちらのサーバのBIOSプログラムは Phoenix Technologies 製のものですので、BIOS画面→Powerタブを選択、「Power Failure Recovery」を「Always On」に変更します。

2.グループポリシーのシャットダウン時の設定を変更する

ここを変更しないと、UPSからの起動ができないそうです。
Administratorでログイン→Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を起動してgpedit.mscと入力、Enterキーを押す→ローカルグループポリシーエディタが起動します。

左ペイン「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」より、右ペイン「Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない」を選択します。

20111002_2136867.png


開いたウインドウ右上のラジオボタンで「有効」を選択して「OK」で保存します。

20111002_2136868.png


保存が終了したら、コマンドプロンプトを起動し、「gpupdate /force」と入力してEnterを押下します。

Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Users\Administrator>gpupdate /force
ポリシーを最新の情報に更新しています...

ユーザー ポリシーの更新が正常に完了しました。
コンピューター ポリシーの更新が正常に完了しました。


これでグループポリシーの変更が反映されました。

3.PowerChute にシャットダウン〜起動スケジュールを設定

ここからはPowerChute コンソール上での設定になります。

1) PowerChute コンソールを起動→「表示」→「デバイスのプロパティ」を開きます。

2) 左ペイン「サーバーのシャットダウン」→「シャットダウンシーケンス」を選択、ウインドウ内のの右ペイン「シャットダウンシーケンスの設定」をクリックします。

20111002_2136869.png


3) 1ページめは、何もチェックしないで「次へ」へ進みます。

20111002_2136870.png


4) 2ページめ OSのシャットダウン時の待機時間と期間を、充分に安全な時間に設定します。「期間」とは、シャットダウンが開始してから、UPSが電源供給を停止するまでの間隔と思われます。今回は待機時間を1:00、期間を3:00に設定しました。

20111002_2136871.png


設定が完了したら「次へ」をクリック。次の画面で「完了」を押して、シャットダウンシーケンスの設定は完了です。

6) 続いてシャットダウン〜再起動のスケジュールを作成します。今回はテスト用として、シャットダウン後10分で再起動するようなスケジュールを作りました。

左ペイン「サーバーのシャットダウン」→「スケジュールシャットダウン」を選択→右ペイン「新規エントリ」をクリックしてスケジュール登録画面を表示させます。

20111002_2136872.png


7) 新しいウインドウが開きますので、ここでスケジュールの名称、シャットダウン/再起動の日時およびスケジュールの頻度を設定します。

20111002_2136873.png


「OK」クリックで、スケジュールが保存されましたので、この画面上で「適用」→「閉じる」でこのスケジュールを適用させます。

20111002_2136874.png


8) 忘れてはいけないのは、OSのシャットダウンタイプの選択です。再度PowerChute コンソールから「デバイスのプロパティ」を開き、左ペイン「サーバーのシャットダウン」→「シャットダウンタイプ」を選択します。
右ペインで「シャットダウンと電源オフ」を選択、「適用」→「閉じる」で保存します。

20111002_2136875.png


これでPowerChute コンソール画面上に「シャットダウン待機中」のメッセージが表示されました。

20111002_2136877.png


そのまま待っているとシャットダウンシーケンスが開始され、PowerChute コンソール画面上にシャットダウン開始のアラートが表示されました。

20111002_2136878.png




シャットダウン終了後ほどなくしてUPSからの電源供給も停止。それにともない、UPSのステータスランプの状況が、バッテリー量や電圧レベルの表示から、各ランプが定期的に点滅する状態に変わりました。
その後様子を見ていると、スケジュールした時刻にUPSが起動テストを開始、正常起動後サーバも起動を開始、OSも正しく立ち上がりました。

これで設定は問題ないと判断。予定通り毎日夜の定時にサーバを停止、翌朝定時にサーバを起動するスケジュールを作成し、PowerChute コンソールより登録しました。

20111002_2136879.png


参考サイト:
UPSの自動シャットダウン/自動起動の仕組み - 絵で見るUPS(無停電電源装置):ITpro
PowerChute Business Edition でスケジュールシャットダウンを行うと、OSが自動起動しない - 株式会社ハシモト


posted by nambei-x at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネット関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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