2011年10月07日

エラー値: 2147943711  タスクスケジューラに登録したタスクが自動実行しない場合の対処法

Windows Server 2008 R2のタスクスケジューラに登録したジョブのうち、いくつかが自動実行に失敗します。
失敗するのはいずれも夜間、管理者(=自分)がいない時間帯に設定したもの。日中のジョブは問題ありません。

タスクスケジューラの「前回の実行結果」欄には、「現在、ログオン要求を処理できるログオンサーバーはありません。(0x8007051F)」と出ています。
また、履歴のエラーには、
  タスクのカテゴリ:タスクの開始が失敗しました
  オペコード:起動エラー
  全般:タスク スケジューラは、ユーザー"***(ユーザー名)"の"***(タスク名)"タスクを
  開始できませんでした。追加データ:エラー値:2147943711。
とあります。

以前もタスクスケジューラがうまく動作せず、こちらのような手順で修正しましたので、今回もアカウント関連と推測し、じっくりと調査、ようやく原因を発見しました。

原因はこちらも簡単でした。

日中の作業中は、Administratorでログインします。
作業が終了すればログアウト、UPSが定時シャットダウンを実行するまでそのままの状態です。
今回作成したタスクは、すべて「タスクの実行時に使うユーザー アカウント」がAdministratorのままでした。

これをログイン不要な、強力な権限を持つユーザーに変更すればよいわけです。
ということで、登録されたタスクのプロパティの「全般」タブ→「ユーザーまたはグループの変更」をクリックして編集ウィンドウを開きます。

20111007_2139949.png


空欄に「SYSTEM」と入力して「名前の確認」でこのユーザー名が存在することを確認後、「OK」をクリックします。
これでNT AUTHORITY\SYSTEM がこのタスクを実行するユーザーとなり、Administratorがログインしていない状態でも設定された時刻にタスクが実行されるようになりました。

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2011年10月02日

Windows server 2008 R2 + PowerChute Business Edition 9.0.1 環境におけるスケジュールシャットダウンと再起動の動作検証

GroupSession3 をインストールした Windows Server 2008 R2(64bit)ですが、現状その他の機能は使用しておらず、24時間稼働する必要はない、とのことでしたので、夜間はサーバを停止してしまおう、と、サーバ停止のスケジューリング機能について調査、結果、APCのUPSの機能であるスケジュールシャットダウン〜再起動の機能が適切と考え、テストを行いました。

1.BIOSの設定を変更する

まずはUPSが電源供給を開始したと同時にサーバが起動するよう、サーバのBIOSの設定を変更する必要があります。
こちらのサーバのBIOSプログラムは Phoenix Technologies 製のものですので、BIOS画面→Powerタブを選択、「Power Failure Recovery」を「Always On」に変更します。

2.グループポリシーのシャットダウン時の設定を変更する

ここを変更しないと、UPSからの起動ができないそうです。
Administratorでログイン→Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を起動してgpedit.mscと入力、Enterキーを押す→ローカルグループポリシーエディタが起動します。

左ペイン「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」より、右ペイン「Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない」を選択します。

20111002_2136867.png


開いたウインドウ右上のラジオボタンで「有効」を選択して「OK」で保存します。

20111002_2136868.png


保存が終了したら、コマンドプロンプトを起動し、「gpupdate /force」と入力してEnterを押下します。

Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Users\Administrator>gpupdate /force
ポリシーを最新の情報に更新しています...

ユーザー ポリシーの更新が正常に完了しました。
コンピューター ポリシーの更新が正常に完了しました。


これでグループポリシーの変更が反映されました。

3.PowerChute にシャットダウン〜起動スケジュールを設定

ここからはPowerChute コンソール上での設定になります。

1) PowerChute コンソールを起動→「表示」→「デバイスのプロパティ」を開きます。

2) 左ペイン「サーバーのシャットダウン」→「シャットダウンシーケンス」を選択、ウインドウ内のの右ペイン「シャットダウンシーケンスの設定」をクリックします。

20111002_2136869.png


3) 1ページめは、何もチェックしないで「次へ」へ進みます。

20111002_2136870.png


4) 2ページめ OSのシャットダウン時の待機時間と期間を、充分に安全な時間に設定します。「期間」とは、シャットダウンが開始してから、UPSが電源供給を停止するまでの間隔と思われます。今回は待機時間を1:00、期間を3:00に設定しました。

20111002_2136871.png


設定が完了したら「次へ」をクリック。次の画面で「完了」を押して、シャットダウンシーケンスの設定は完了です。

6) 続いてシャットダウン〜再起動のスケジュールを作成します。今回はテスト用として、シャットダウン後10分で再起動するようなスケジュールを作りました。

左ペイン「サーバーのシャットダウン」→「スケジュールシャットダウン」を選択→右ペイン「新規エントリ」をクリックしてスケジュール登録画面を表示させます。

20111002_2136872.png


7) 新しいウインドウが開きますので、ここでスケジュールの名称、シャットダウン/再起動の日時およびスケジュールの頻度を設定します。

20111002_2136873.png


「OK」クリックで、スケジュールが保存されましたので、この画面上で「適用」→「閉じる」でこのスケジュールを適用させます。

20111002_2136874.png


8) 忘れてはいけないのは、OSのシャットダウンタイプの選択です。再度PowerChute コンソールから「デバイスのプロパティ」を開き、左ペイン「サーバーのシャットダウン」→「シャットダウンタイプ」を選択します。
右ペインで「シャットダウンと電源オフ」を選択、「適用」→「閉じる」で保存します。

20111002_2136875.png


これでPowerChute コンソール画面上に「シャットダウン待機中」のメッセージが表示されました。

20111002_2136877.png


そのまま待っているとシャットダウンシーケンスが開始され、PowerChute コンソール画面上にシャットダウン開始のアラートが表示されました。

20111002_2136878.png




シャットダウン終了後ほどなくしてUPSからの電源供給も停止。それにともない、UPSのステータスランプの状況が、バッテリー量や電圧レベルの表示から、各ランプが定期的に点滅する状態に変わりました。
その後様子を見ていると、スケジュールした時刻にUPSが起動テストを開始、正常起動後サーバも起動を開始、OSも正しく立ち上がりました。

これで設定は問題ないと判断。予定通り毎日夜の定時にサーバを停止、翌朝定時にサーバを起動するスケジュールを作成し、PowerChute コンソールより登録しました。

20111002_2136879.png


参考サイト:
UPSの自動シャットダウン/自動起動の仕組み - 絵で見るUPS(無停電電源装置):ITpro
PowerChute Business Edition でスケジュールシャットダウンを行うと、OSが自動起動しない - 株式会社ハシモト


posted by nambei-x at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネット関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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